「備中高梁近代化遺産めぐり」ツアーを実施

2008年1月27日 日曜日

  高梁商工会議所では、2007年度「城下町高梁・高瀬舟再発見プロジェクト」(地域資源∞全国展開プロジェクト)事業として、城下町の資源を活かした新しい観光を進めています。  
 今回は、高梁の近代にスポットをあて、地域にある身近な近代化遺産を再発見することを目的に、2008年1月27日(日)、初の「備中高梁近代化遺産めぐり」ツアー(高梁商工会議所・高梁市青年経済協議会主催・高梁地域づくり交流会共催)を行いました。
近代化遺産めぐりツアーには主催者含め24人が参加、吉備国際大学文化財学部准教授小西伸彦先生を講師に、午前9時30分にJR備中高梁駅に集合、最初に小西先生に解説いただきながら大正15年開業当時の駅舎を見学、続いて徒歩で消防団高梁分団2部器庫、安原医院前、トマト銀行高梁支店を見学、陶山傳五郎印刷所では、部屋いっぱいの活字(印刷)を見せていただきました。続いて、戎橋、相生橋、順正寮跡(明治29年)、高梁市郷土資料館(明治37年)、旧羽賀扶養軒などを見学いたしました。昼食後は高梁基督教会堂(明治22年)を訪問後、八重籬橋、高梁市商家資料館池上邸、県立高梁高校では有終図書館(大正14年)などを見学、そしてバスで移動しながら、大島酒造(川面町)、日本一の支間(88.28m・昭和12年)の田井橋、開業当時の姿を止めるJR方谷駅(昭和3年)を訪問、最後に方谷~井倉間に残る「壮ノ宮随道」抗門跡を見学しいたしました。
今回のツアーでは、普段気がつかないまち中を中心とした身近な建造物、鉄道遺産、橋梁などの近代化遺産を、小西先生に分かり易く解説をいただきながら巡ることができ、参加された皆さんも高梁の新しい魅力を再発見されていました。

演
備中高梁駅前備中高梁駅

備中高梁駅火の見櫓・消防団器庫

トマト銀行陶山伝五郎印刷所

旧順正寮跡

郷土資料館郷土資料館

旧芳賀写真館高梁基督教会

高梁基督教会高梁高校有終図書館

大島酒造田井橋

田井橋JR方谷駅