備中「高梁・玉島」一体観光

2012年12月20日 木曜日


定林寺(水谷公菩提寺・高梁市)

水谷公廟所(定林寺・高梁市指定文化財)

備中松山城(国指定重文・高梁市)

高瀬舟展示施設(高梁市)

高瀬舟展示施設(高梁市)

猿尾(高梁市・高梁川)

備中「高梁~玉島」一体観光

玉島地区(倉敷市)は約350年前、現在の高梁市を中心とした備中松山藩・水谷公により新田開発が行なわれた同じ備中松山藩の飛び領地。玉島港は平成20年に築港350年を迎えかつては玉島と高梁は、高梁川と高瀬通しで結ばれ、高瀬舟を通じて交流が盛んに行われていました。こうした歴史的つながりを掘り起こし、両地域のつながりを再発見しこれからの新しい観光に活かしていくことを目的に「玉島~高梁一体観光」を推進しています。
高瀬通し(倉敷市船穂~玉島間の約10㎞)は新田の灌漑用水と、高瀬舟による物流を目的に、備中松山藩主・水谷勝隆、勝宗父子によって作られた運河で、船穂町の一の口水門から高梁川の流れを導き、長尾・爪崎を経て、玉島港に通じ、二つの水門の開閉によって水深を調節し船を通す仕組みで、パナマ運河より240年も前に作られた我国初の閘門式運河と言われています。
高梁商工会議所では、高梁から倉敷市船穂の高瀬通しに残る一の口水門、二の口水門、又串水門を経由し、玉島地区を巡る玉島~高梁一体観光ツアーなどを実施しています。
また、吉備国際大学文化財学部臼井洋輔先生監修による観光テキスト「松山藩主水谷勝隆と玉島経営」や、備中「玉島・高梁一体観光」PRポスター、パンフレットも作成しています。


一の口水門(倉敷市船穂)

一の口水門から続く高瀬通し跡(倉敷市船穂)

羽黒神社(倉敷市玉島)

新町通り(倉敷市玉島)

西爽亭(倉敷敷市玉島)

備中「高梁~玉島」一体観光パンフレット・観光テキスト
高梁商工会議所では、高梁地域づくり交流会、玉島商工会議所などと連携し、備中「玉島・高梁」一体観光PRポスター、パンフレット(高梁商工会議所・高梁地域づくり交流会・玉島商工会議所)、観光パンフレット「水谷公と定林寺」(備中「玉島・高梁」一体観光シリーズ・高梁地域づくり交流会・高梁商工会議所)を作成、また吉備国際大学文化財学部臼井洋輔先生監修による観光テキスト「松山藩主水谷勝隆と玉島経営」(高梁商工会議所)も作成しています。

備中「高梁~玉島」一体観光パンフレット[高梁~玉島一体観光ポスター・パンフレット]
観光テキスト「松山藩主水谷勝隆と玉島経営」[観光テキスト・松山藩主水谷勝隆と玉島経営]
観光パンフレット「水谷公と定林寺」
[水谷公と定林寺パンフレット]