備中松山城物語・登城の部を運営

2003年11月30日 日曜日

 平成15年11月29日(土)・30日(日)の2日間、「備中松山城物語・伝統文化の心を訪ねて(同実行委員会主催)」が開催されました。初日29日(土)午後12時40分から市文化交流館で、高梁市文化協会創立40周年記念式、日本三大山城サミット(5周年)宣言、備中松山城受け取りの2人内蔵助で知られる、大石内蔵助11代と鶴見内蔵助9代の対面式、伝統芸能が行われた後、歌舞伎役者で俳優の中村梅雀さんによる「我が役者人生~大石内蔵助を演じて」と題した「記念講演」が行われました。

 続いて、午後6時から神原荘に会場を移し、日本三大山城(岐阜県岩村町、奈良県高取町、高梁市)をはじめ、赤穂、玉島、庭瀬など、歴史的に高梁と縁の深い「縁の郷交流会」が開催されました。交流会では、歌手・大石雪絵(大石内蔵助11代)さんの歌唱ショー、備中神楽が行われる中、各地から参加された方同士交流が進み、備中松山踊りで幕を閉じました。

 翌30日(日)には、午前9時50分から城見橋公園で、美濃岩村城鉄砲隊、備前岡山城鉄砲隊、備中松山藩鉄砲組による空砲演舞が行われました。

 また、臥牛山自然教室、備中松山城歴史教室として、歴史や自然を研修しながら登城し、天守閣では、尺八・フルート演奏、ニの丸では吉備国際大学手づくり遊び研究会(竹森康彦教授主宰)による「手づくり遊び」が行われ、万華鏡づくりを楽しみました。この2日目の登城のイベントを、青年会議所、青年経済協議会、商工会議所青年部、高梁地域づくり交流会が担当し運営いたしました。

 当日、登城された全員に「登城手形」がプレゼントされ、午後2時30分に行われた2回の「鉄砲隊空砲演舞」で2日間の幕を閉じました。 

縁の郷交流会

鉄砲隊

手作り遊び教室

備中松山城で中村梅雀さんと