小堀遠州の世界97・頼久寺パラレルガ-デン(平成9年度)

1997年11月3日 月曜日

高梁地域づくり交流会・高梁商工会議所

高梁再発見 関崎哲・パラレルガ-デン
岡山県立大学短期大学部関崎哲助教授作品展

高梁再発見・小堀遠州の世界 今時和心(いま柔らかなこころ)の第一弾のイベントで、岡山県立大学短期大学部関崎哲助教授による、フレスコ画、木版画の作品展「頼久寺パラレルガ-デン」(高梁商工会議所・高梁地域づくり交流会主催・高梁再発見委員会共催)が、平成9年10月7日(火)から11月3日までの期間、頼久寺に於いて行いました。

同展は、国指定名勝でもある頼久寺独特の禅院式蓬莱庭園と書院建築の特性を活かした関崎先生の作品を対峙したもので、独特の空間演出が行われています。木目を生かした木版画を基本に、ふすまやしょうじに仕立てられた、約10点の作品が書院の6部屋に展示、また、小舟や波紋を表現したフレスコ画も置かれています。

関崎先生は「生島住職をはじめ、高梁地域づくり交流会、商工会議所の皆さんにご協力いただき実現できました。1点1点の作品だけでなく、全体の雰囲気を見ていただければ。朝と夕方、天候によっても作品の印象が変化していると思います」と解説いただきました。