神戸市・宝塚市視察研修に協賛・参加

2010年3月27日 土曜日

 

 高梁商店会連合会では、3月27日(土)~28日(日)に、「神戸市・宝塚市視察研修」を実施されました。2月初めに大阪学院大学の杉原淳子先生を招いて開催しました「チャレンジ経済塾」(同連合会主催・高梁地域づくり交流会共催)の時に、神戸視察の話になりましたので、地域づくり交流会も協賛し、連合会会員の地域づくり交流会メンバーも参加いたしました。初日27日(土)は、JA阿新(新見市)が兵庫県宝塚市に出店しているチャレンジショップ「JAあしん館宝塚店」を訪問、宝蔵店長に説明をいただいた後、店内(1F野菜、果物など販売・2F千屋肉、備中地域の特産品など販売・3F千屋牛焼肉店)を案内いただきながら視察いたしました。そして神戸市新長田へ向かい、震災復興・地域活性化のシンボルとして誕生した15mの鉄人28号のモニュメントを視察しました。夕食交流会では大阪学院大学田中道雄教授、同杉原淳子教授、(財)ひょうご震災記念21世紀研究機構編集スタッフの中嶋邦弘氏らを交え懇談いたしました。

 翌28日(日)は、池泉回遊式日本庭園で知られる相楽園を訪問、敷地内にある江戸時代建造の船屋形をはじめ、明治時代建造の旧ハッサム住宅や旧小寺家厩舎などの重要文化財などともに深山幽谷の美しい庭園を見学しました。そして旧居留地商業ゾーンを視察、商船三井ビルや海岸ビルなど外観は近代化遺産である建物を活かし、内部では斬新な店舗で営業している様子などを視察しました。午後は旧北野小学校校舎を利用したレトロな商業施設「北野工房のまち」を視察しました。今回の視察では、大都市圏で農産物を販売する小都市JAのチャレンジショップ、鉄人28号の巨大モニュメントという斬新な発想、都市の中での日本庭園の存在感と重要性、近代化遺産のビルや小学校を商業施設に活用している面など多くの面で参考になりました。また2日間、お忙しい中、大阪学院大学の杉原先生にご案内いただき有意義な視察となりました。杉原先生に心から御礼申し上げます。

JAあしん館宝塚店
JAあしん館宝塚店1F
鉄人28号モニュメント(新長田)
懇談会
相楽園
商船三井ビル(旧居留地)
海岸ビル(旧居留地)
北野工房のまち(旧北野小学校)