第1回「体験学習観光」を実施

2006年10月30日 月曜日

「備中松山城の歴史を学ぶ」コースで備中松山城に登城 

  「高梁体験・学習観光・高梁の歴史と文化に触れる旅」の1回目のコース「備中松山城の歴史を学ぶ」ツアーを、平成18年10月28日(土)~29日(日)に実施いたしました。
 ツアーには14人が参加、28日(土)午後1時に高梁国際ホテルで受付、ガイダンスの後、最初に吉備国際大学社会学部臼井洋輔教授が「ランドマーク松山城から何を学ぶか」をテーマに、今回作成した体験学習観光テキスト(臼井教授監修)を教材とし、1時間講義を行ないました。
 
 そして(社)高梁市観光協会の光畑専務にガイドをいただきながら、薬師院・松連寺から頼久寺を訪問、頼久寺では生島住職に庭園の説明をいただき、抹茶の接待をいただきました。そして、石火矢町ふるさと村(旧埴原邸、旧折井家)、商家資料館池上邸を見学し、国際ホテルに到着。そして午後6時15分から夕食懇親会を開催、備中神楽を観賞し、参加者同士懇親を深めました。
 
  2日目の29日(日)は、午前9時に高梁国際ホテルを徒歩で出発、観光協会の光畑専務にガイドをいただきながら御殿坂を通り、登山道で備中松山城へ向かいました。そしてふいごだわ峠から下太鼓丸跡を見学、続いて中太鼓丸跡を通り、備中松山城へ到着、天守閣見学後、昼食をいただきました。
  
  そして2重櫓、土橋、相畑、天神の丸跡を通り大松山を見学、大池、吊り橋を通り楢井へ到着し、そしてバスで高梁国際ホテルへ帰りました。
 備中松山城の中世から近世に至る歴史と価値の講義を受けた参加者は、普通の観光では行かない下太鼓丸跡や大松山も見学し、備中松山城の歴史と遺構の凄さに驚いていました。


臼井先生の講義

武家屋敷「折井家」前

大手門

備中松山城(国重文)

土橋

大松山