高梁の近代とその人物学2008「備中高梁近代化遺産めぐり」ツアーを実施

2008年12月13日 土曜日

 高梁の近代とその人物学2008『高梁の近代における歴史・文化を人物に学ぶ』(同実行委員会主催・高梁市教育委員会・高梁商工会議所など主管)を、2008年12月13日(土)に吉備国際大学10号館で開催いたしました。この事業は、昨年から始まったもので、当日は13:20に開会、最初に講師に同志社大学神学部神学科教授 本井康博先生をお招きし「高梁と京都を結ぶもの-山田方谷、新島襄をめぐって-」をテーマに講演をいただきました。続いて午後3時から、3つの分科会が行われ、第3分科会として「備中高梁近代化遺産めぐり」(講師:吉備国際大学文化財学部 准教授 小西伸彦氏)を行いました。午後3時15分に会場の吉備国際大学10号館を出発、
吉備国際大学文化財学部准教授小西伸彦先生に解説をいただきながら、「順正女学校寮跡」(伊賀町・県史跡)、「高梁基督教会堂前」を巡りました。
そして、旧羽賀扶養軒に続いて訪問した陶山傳五郎印刷所(下町)では、部屋いっぱいの活字(印刷)を見せていただきました。そして、高梁市郷土資料館(明治37年)の後、JR備中高梁駅では大正15年開業当時の駅舎を見学いたしました。 今回のツアーでは、普段気がつかないまち中を中心とした身近な建造物、鉄道遺産どの近代化遺産を、小西先生に分かり易く解説をいただきながら巡ることができ、参加された皆さんも高梁の新しい魅力を再発見されていました。


本井先生講演

順正寮跡へ向う


旧順正寮跡


高梁基督教会


旧芳賀写真館

陶山伝五郎印刷所


郷土資料館


駅へ向う

備中高梁駅内


備中高梁駅