トークライブ「備中高梁たらふく会議」と高梁圏域の「うまいもの市」（高梁商工会議所・高梁再発見委員会共催）が、１０月１４日（月・祭日）高梁総合文化会館一帯で開催されました。
午前１１時、文化会館前広場で高梁圏域１市６町の旬の野菜、果物、加工品等を中心に即売する「うまいもの市」がオープンし、大勢の買い物客で賑わいました。
この市は、高梁圏域の農業への新規参入者等で組織する「わいわいクラブ（酒井和也代表）」の協力を得て初めて実施したもので、テントには、新米、白菜、大根、ネギ、ピオーネ、枝豆をはじめ、地域で生産された農産物が並べられました。同クラブが行った、ヤギの乳絞り体験にも、長い行列ができ、子供達が乳絞りに挑戦していました。
地元からも高梁商工会議所女性会による新米おにぎりの即売、有漢、北房からの加工品等の販売、備中町からは弥高牛のバーベキュー、高梁小売酒販組合青年部による、地酒と生ビールコーナー、観光物産館紺屋川による、うどん、おこわ、物産コーナー、高梁野外スポーツ少年団による「やきいも」など、多くの団体に参加いただきました。また、高梁と交流を続けている、土佐の出前市（塩井政利代表）も参加いただき、土佐嶺北牛バーベキュウー（本山町）、みかん（香我美町）、きびなご（大月町）、鰹のタタキの実演販売（中土佐町）等高知県の物産も飛ぶように売れていました。
特に、食の大切さを地域の学生達にも知ってもらおうと、圏域の高等学校、大学にも参加をいただきました。高梁高校は、きのこごはん、パウンドケーキ、クッキーの販売、川上農業高校は、学校で生産加工された、新米やまいたけ、ジャム、ジュース等の販売、高梁日新高校は、パソコンとデジカメを使ってのオリジナルＴシャツづくり、宇治高校はパネルで学校紹介、吉備国際大学は留学生によるお国自慢料理で出店いただき、買物客や見学者でごった返していました。
トークライブ「備中高梁たらふく会議・松茸食わにゃ～」
また、午後１時からは、総合文化会館で、トークライブ「備中高梁たらふく会議・松茸食わにゃ～」を開催いたしました。
このトークライブは、これまで交流を続けている、ジャズミュージシャンの坂田明さんから呼び掛けていただき、坂田さんの友人の、イラストライターの南伸坊さん、エッセイストの阿川佐和子さんの３人で、食を語ろうと企画されたもので、５００人の参加者は、３人のトークを楽しみました。
今回のトークライブ「備中高梁たらふく会議」と高梁圏域の「うまいもの市」は、今注目を集めている「食」をテーマに、地域で生産されている安全で良い農産物を新ためて知り、「地産地消」運動をはじめ、新たな地域づくりにつなげようと、高梁地域づくり交流会創立１０周年記念事業として開催されたものです。
交流会では「高梁地域では食も大切なキーワード、こうしたイベントを通して、高梁地域の新たな地域づくりを考え、実践して行きたい」と話しています。
また、トークライブ備中高梁たらふく会議に出演の、ゲストとスタッフの皆さんを交えての交流会「前夜祭」が、１０月１３日（日）午後８時から、魚富で開催されました。
坂田さん、阿川さん、南さんらが、松茸、川蟹、鮎などの郷土料理をたらふく食べられ、また主催者のメンバーと交流を深めました。
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