第１９回全国生涯学習フェステイバル記念事業として、平成１９年１１月3日（土）に、高梁の近代とその人物学２００７『高梁の近代における歴史・文化を人物に学ぶ』を、高梁総合文化会館で開催いたしました。
この事業は、第１９回全国生涯学習フェステイバル高梁市実行委員会『歴史・文化』部会（高梁商工会議所・高梁市教育委員会・高梁地域づくり交流会）の主管で行い、高梁地域づくり交流会も主管として参画してまいりました。当日は１２：３０からのオープニング「備中かぐら太鼓（中井町）」に続き、午後１時からの記念講演では、講師に学校法人同志社理事長野本真也先生をお招きし「高梁の近代と新島襄」―快風丸からの出発－をテーマに講演をいただきました。
野本先生からは新島襄と高梁の関係や留岡幸助、福西志計子をはじめとする『高梁の近代における人物』に関するお話をいただきました。続いて午後３時から３つの分科会が行われ、高梁地域づくり交流会と高梁商工会議所青年部は、第２分科会を担当いたしました。第２分科会は、高梁総合文化会館レクチャールームにおいて、講師に前・順正短期大学学長倉田和四生先生をお招きし「福西志計子と順正女学校」をテーマに講演をいただきました。
また第３分科会は、高梁市歴史美術館加古一朗学芸員を講師に、高梁市歴史美術館で開催中の特別展「新島襄と高梁の近代」に関するギャラリートークが行われました。また、午後６時からは、高梁基督教会堂（県指定史跡）で「記念コンサート」が行われました。コンサートには高梁高校コーラス部やＮａｔｕｒａｌ、森野啓司さん、藤井恵子さんがら出演、美しい歌声が教会堂に響きました。今回の事業は高梁市教育委員会が中心となり企画運営されたもので、安田次長さん、高梁分室佐藤室長さん、同・平松さんをはじめ教育委員会の皆さんに大変お世話になりました。心から御礼を申し上げます。
