（平成９年度）
主催 高梁地域づくり交流会・高梁商工会議所
「頼久寺パラレルガーデン」平成9年10月7日～11月3日
「頼久寺ガーデンコンサート」平成9年10月25(土)
「遠州茶会」平成9年10月(26日)「遠州学」平成9年10月25(土)～26(日)
江戸初期の備中国奉行で、我が国の最も多彩な文化人といわれる小堀遠州公の事跡を学び、その遺風これからのまちづくりに生かしていこうと、高梁再発見事業の一環として「小堀遠州の世界97今時和心（いまやわらかなこころ）」（高梁地域づくり交流会・高梁商工会議所主催）を、10月25日(土)～26日(日に)行いました。
初日の25日に、遠州公の未知の魅力を解説する「遠州学」が高梁市文化交流館に於て午後１時からスタ－ト。荻田和義副会頭（高梁再発見委員会委員長）の挨拶の後、茶道遠州会本部理事長兼広島支部長高尾宗岳氏を講師に「遠州の人物像と文化」について、続いて岡山県郷土文化財団参事人見彰彦氏を講師に「備中と小堀遠州」について、高梁市文化交流館安田紘義館長を講師に同交流館の説明と見学を行いました。また、頼久寺に於て午後６時から、ライトアップされた庭園をバックに、ガ－デンコンサ－トを開催。バイオリニスト佐藤真理子さん（倉敷管弦楽団コンサ－トマスタ－）・ギタリスト徳武正和さんによるバイオリンとギタ－の共演に、参加された人がクラシックの夕べを楽しみました。
26日(日)、同じく頼久寺において、茶道遠州会広島支部、茶道表千家による「第２回遠州茶会」（午前９時～午後４時）を行い、県内外から約３００人が訪れ、遠州公の遺徳を偲びながら、また、高梁の風情を感じながらお茶を味わいました。
また、遠州学２日目は、高梁国際ホテルに於て午前９時から名古屋造形短期大学非常勤講師・野村勘治氏を講師に「遠州の庭園」について講演いただきました。続いて頼久寺に於て、庭園鑑賞と野村先生より庭園の解説をいただき、茶道遠州会のお茶席で「遠州茶道のてほどき」を受けた後、高梁市文化財保護審議会委員・平見軍次さんの解説をいただきながら遠州普請の備中松山城を見学いたしました。
「頼久寺パラレルガーデン」
岡山県立大学短期大学部関崎助教授による作品展場所 頼久寺
ヴァイオリン佐藤真理子氏 ギター徳武正和氏
「遠州茶会」
茶道遠州会広島支部・高尾宗岳茶道表千家・仲田宗浩
場所 頼久寺
「遠州学 1 ・遠州の人物像と文化」
講師 茶道遠州会本部理事長高尾宗岳氏
「遠州学２・備中と小堀遠州」
講師 岡山県郷土文化財団参事人見彰彦氏
「遠州学３・遠州の庭園」
講師 名古屋造形短大講師野村勘治氏
「遠州学４・頼久寺庭園鑑賞」
講師 野村勘治氏
「遠州学５・備中松山城見学」
講師 高梁市文化財保護審議会委員平見軍次氏
関連の記事
- 前の記事：土佐出前市
- 次の記事：愛らぶ高梁ふれあい広場 土佐出前市(平成９年度)
