成羽町、備中町各町長を招き「まちづくり塾」を開催 

2004年8月5日 木曜日

 高梁地域づくり交流会では、今年10月に市町合併する4町の首長を招き「高梁まちづくり塾」(高梁商工会議所共催)を開催しており、前回の有漢町冨士田町長に続き、8月5日(木)には成羽町秋岡毅町長、8月24日(水)には備中町森﨑光政町長をお招きしての「まちづくり塾」を開催いたしました。 秋岡成羽町長には「将来の町の方向性を示し、地域にある資源をどのように味付けし展開していくかが首町の大きな仕事。そのためには、その土地ならではの適地適策、その時期に合った適時適策が大切だ。また行政ではクレームがつかないよう平均的で個性のない結果になる事が多いので、観光振興などでは自由な発想ができる民間主導が原則だと思う。吉備国際大学とは成羽町美術館で連携しているが、今後連携を広げていきたい」とお話いただきました。  また、森﨑備中町長には「県内生産高で備中町はトマトが1位、ピオーネが4位の農業が基幹産業の町。『榮農王国・山光園』を整備し、県外からの新規就農者の受け入れや、JAのトマト選果場の建設など積極的に政策を展開している。また町民に協力いただき、ギンナンを3年で26ヘクタール植え、今では植栽面積日本一になった。合併では、高梁から見ると農業の町と一緒になると思われると思うが、周辺地区が良くならないと中心部も発展しない。新市になれば商業、工業、農業などゾーン分けを明確にした振興計画が必要だと思う。IT先進市になることも課題。それぞれの自治体には50年の歴史や伝統がある。旧市町の特色を活かしていく政策を期待している」とお話いただき、講演後(両日共)、参加した地域づくり交流会や青年経済協議会メンバーと熱心に意見交換が行われました。 
成羽町長 備中町長