高梁市頼久寺町の、岡山県内初の女学校・順正女学校の校舎に用いられた県史跡・順正寮跡の保存修復工事が完了し、学校法人順正学園では3月3日午後1時から、竣工式を開催いたしました。 明治期に建てられた順正寮は、木造2階延べ367平方メートル。順正寮は1886年の建設。1967年の女学校跡地への順正短大開設に合わせ、所有する高梁市が学園に寄贈していました。1階の教室は学生向けの講義室やイベントスペースとして使用し、2階には先人の業績を顕彰するギャラリーを開設、順正女学校の創立者・福西志計子や学園を創設した故加計勉氏のほか、山田方谷、石井十次らの足跡を写真パネルや映像で紹介する展示準備を進め、5月初旬に一般開放する予定です。