高梁川学校スタート

2009年10月26日 月曜日

 水辺のユニオン(森田昭一郎代表・倉敷商工会議所副会頭)では、「高梁川学校」(高梁川流域の総合観光と集客交流サービス)を、倉敷市と高梁市の2会場で開校しました。
 
 「高梁川学校」は、高梁川流域「倉敷・総社・高梁・新見」の4つの拠点地域の魅力ある観光商品開発やそれに伴う集客交流サービス産業の活性化を促進するために、宿泊施設や観光施設、交通産業などの企業や観光協会、市民・まちづくりNPO法人、農林水産業者等の皆さんを対象にその考え方や手法を学ぶ実践的な講座です。
 
NPO法人グローバルキャンパスの大社充理事長らが講師となり、地域資源調査や商品開発とマーケティング手法、旅行業法と契約実務をはじめ10月まで5回シリーズで開催し、高梁川流域から始まる新たな観光・集客交流事業の活性化と、地域社会システムの構築に向け、講座を通して人材の育成と連携を図っていく計画です。

 6月22日(月)午前9時から西江邸(国登録有形文化財・高梁市成羽町坂本)で開催された高梁会場の、第1回講座には約20人が参加、大社充理事長から「観光データに見る高梁川流域の姿」、「着地型観光の考え方とその手法」について講演をいただき、意見交換が行われました。
 
 また西江邸の西江さんご夫妻には、10月まで会場を提供いただき大変お世話になります。心から感謝申し上げます。


西江邸

第1回・大社氏の講演

第1回・大社氏の講演

第2回高梁川学校

 8月3日(月)午前9時から西江邸で開催された高梁会場の、第2回講座には約18人が参加、講師の大社氏の説明の後2班に分かれ「地域資源を考える」ワークショップが行われ、歴史、自然、食をはじめテーマ別に流域地域の資源を出し合い、それぞれ発表いたしました。
 
 続いて、水辺のユニオン森田代表を講師に「実践から学ぶ商品開発」をテーマに講演がありました。

森田氏は、倉敷美観地区で経営されている「平翠軒」の商品開発、商品仕入の手法をパワーポイントで紹介しながら、コンセプトの大切さや商品開発について解説いただきました。


西江邸

第2回・森田代表の講演

第2回・班別協議の発表

[高梁川学校PRパンフレット]
[平翠軒]

第3回高梁川学校

 8月31日(月)午前9時から西江邸で開催された高梁会場の、第3回講座には約16人が参加、参加者が企画した商品(プログラム)を発表し、最も関心の高かったプランを元に、3班に分かれ具体的に商品化を考え発表いたしました。

そして大社充理事長から「商品(プログラム)の企画運営と安全管理」について講演をいただきました。特に安全管理とコンプライアンスについて関心が高く、熱心に意見交換が行われました。


西江邸

第3回・大社氏の講演

第3回・班別協議

高梁川グラフティ

水辺のユニオンでは、高梁川流域の生活を写真で紹介する情報誌「高梁川グラフティ」を発刊しました。

流域で生まれる豊かな生活をコンセプトに新見、高梁、総社、倉敷地域の食材や郷土料理をはじめ、歴史や文化を丁寧に説明しています。

書店等で販売中。1000円。

[高梁川グラフティ]