岡山幻の日本酒を飲む会は、岡山地域づくり交流会の部会として、日本酒はその地域に根ざした文化であるという認識から岡山の地域づくりの中から岡山の地酒を見直し応援して行こうという主旨で集まった、いわば岡山の地酒の応援団です。会の名前も高価な手に入りにくい酒を飲むという意味ではなく、私たちがふだん飲む日本酒がこれからも手ごろな価格で本当によいものであることを願って名付けたものです。岡山の酒は岡山の対外イメージと同じく、全国的には殆ど認識されていません。米どころ、きれいで豊かな水、備中杜氏という良い酒を造るための条件に恵まれているのに残念なことです。
いま地酒は杜氏さんの後継者のなり手が殆ど無いなど、造り手の問題、売り手の問題などによって良い地酒は本当に幻となりつつあります。本会では岡山の蔵元にこれからもいい酒を造っていただくよう応援をして行くとともに、岡山の酒を楽しみながら文化歴史風土にふれあい、地域の中での日本酒の本当の姿を正しく理解し、日本酒を介して様々な人々との交流の輪をひろげて行きたいと考えています。
こうしたことから、本会は地元岡山で活躍されている演奏家によるコンサートと、春夏秋冬四季折々の地酒と料理を楽しむ例会を年4回開催しています。
またこれまで、アークホテル岡山を拠点に、おかやま後楽園、半田山植物園、倉敷市「旅館御園」、高梁市「魚富」など、特色ある地で講演会、シンポジウムなどを合わせ移動例会を開催してきました。 平成4年2月にアークホテル岡山で始めて開催した「岡山幻の日本酒を飲む会」は、2009年2月開催の例会で65回目を迎え、今では毎回、主婦、経営者、公務員、サラリーマンをはじめ様々な方々が120人~150人の参加をいただいています。
当会はアークホテル岡山、県内の酒蔵の協力の元、代表世話人の谷義仁さん、世話人の日野進一郎さん、長峰襄さん、柳井久美子さん、安井哲也、さん辻均一郎さん、渡辺酵造さん、遠藤正博さんの8人が中心に運営しています。
毎回、アークホテル岡山の谷料理長の大寺料理説明、岡山三大河川の酒蔵(渡辺酵造氏、辻均一郎氏、花房満さん)からのお酒の説後、乾杯し和やかに地酒と料理を楽しんでいます。
「第72回」
第72回・2010年11月17日(水)ピアノデュオ演奏 ヴィオラ奏者 小林弘枝さん
「第71回」
第71回・2010年8月3日(火)倉敷アカデミーアンサンブル 弦楽五重奏
「第70回」
第70回・2010年4月21日(水)笛師大森浩志さんと浩龍:桜笛会のみなさん
「第69回」
第69回・2010年2月17日(水)日本舞踊 若柳流師範 若柳吉芳也さん
「第68回」
第68回・2009年11月25(水火)PLUTRIO+パーカッション吉田昭子さん
Violin:佐藤利奈さん Cello:大西彩子さん Guitar:大澤直樹さん
「第67回」
第67回・2009年8月4日(火)吉備国際大学文化財学部教授 臼井洋輔 氏
「岡山の文化からしか見えない日本の明日」
「第66回」
第66回・2009年4月22日(水)西木公子ソプラノソロコンサート(ソプラノ 西木公子さん ピアノ 居川寛子さん)
「第65回」
第65回・2009年2月19日(木)上方落語 桂三金 師匠
「第64回」
第64回・2008年11月27日(木)シンガーソングライター 日野良一さん
「第63回」
第63回・2008年8月5日(火)倉敷シティオペラ 栗木深香・揃敏幸・揃洋子さん
「第61回」
第61回・2008年2月13日(水)田賀屋狂言会 田賀屋夙生さん、島田洋海さん
「第60回」
第60回・2007年11月26日(月)民族学者 神崎宣武さん
「第59回」
「岡山幻の日本酒を飲む会1へ」「岡山幻の日本酒を飲む会HP管理・事務局 遠藤正博」
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