「オランダ国立民族学博物館と遠州茶道宗家の視察団」と交流

2005年7月20日 水曜日

オランダ国立民族学博物館と遠州茶道宗家の視察団が、7月20日(水)に来高されました。 

小堀遠州が400年前にオランダと交流したことがきっかけで、オランダ・ライデンにある国立民族学博物館には遠州茶道宗家が贈った茶室があり、来年同博物館に遠州茶道宗家監修の日本庭園が造られます。こうしたことから今回は小堀遠州作の庭園視察の為に、オランダ国立民族学博物館エンゲルスマン館長、設計を担当される日本ガルテン協会原田榮進会長と同協会広報担当の原田美佳さん、遠州茶道宗家宮下事務局長、同茶道宗家の(視察団事務局の)吉田さん、通訳の松下さんの6人が来高されました。

一行は成羽美術館観賞後、午後3時に頼久寺で生島住職による呈茶と庭園視察を行ないました。そして吉備国際大学文化財総合研究センターを訪問、下山教授、馬場教授、斎藤さんに説明をいただいた後、備中松山城を視察いたしました。また、午後7時からは小堀遠州の世界実行委員会・高梁地域づくり交流会主催で視察団との交流会を行ないました。交流会には吉備国際大学文化財修復国際協力学科馬場教授、小西助教授、同文化財総合研究センター斎藤さんも参加いただき、和やかに懇談いたいしました。最後は万歳同盟による魂の万歳三唱と、胴上げ同盟によりエンゲルスマン館長を根性で胴上して目出度く締めくくりました。

頼久寺で呈茶

吉備国際大学訪問

懇親会

記念撮影