高梁地域づくり交流会、高梁商工会議所、高梁体験・学習観光会議は合同で、小規模事業者全国展開支援事業の一貫として、平成１９年１月５日（金）午後６時より、高梁商工会館において「第２回経済講演会」を開催いたしました。
当日は２５人が参加、高梁地域づくり交流会難波実行委員長の挨拶の後、講師にお迎えした大阪学院大学ホスピタリティインダストリー研究所助教授・副所長杉原淳子氏より「高梁の観光とホスピタリティ」をテーマに講演をいただきました。
杉原先生からは「高梁ではこれまで多くのまちづくり活動が行なわれてきたが、そうした活動が観光客や学生が感じるような形になっていない。旅行雑誌を見ても高梁の扱いは小さく関西ではあまり知られていないのが現状だ。
一部の方だけではなく高梁の市民の多くがもてなしの心をもって訪れた方々に接するのが基本。また、高梁でロケの行なわれた映画「県庁の星」のストーリーと、山田方谷の藩政改革には共通する点も多いいので、そうした面をつなげていく仕掛が必要だ。そして高梁市には吉備国際大学があるがまだまだ連携が不十分。例えば同大学社会福祉学部スポーツ社会学科と連携し、 専門的な技術を生かし市民対象に（日常的に）マッサージを行なうなど、まちづくり面で新しい連携に取組んでいただきたい」など、高梁の現状を踏まえた上で、 具体的な提案をいただき有意義な講演会となりました。
