「吹屋産業史を学ぶ」コースで吹屋を巡る
(学)高梁学園、高梁市、高梁商工会議所、備北商工会など、産・学・官で組織する、高梁体験学習観光会議で企画した「高梁体験・学習観光・高梁の歴史と文化に触れる旅」の2回目のコース「銅山や弁柄で栄えた吹屋の産業史を学ぶ」ツアーを、平成18年12月9日(土)~10日(日)に実施いたしました。
ツアーには17人が参加、9日(土)午後1時に高梁総合文化会館で開会、ガイダンスの後、最初に吉備国際大学社会学部臼井洋輔教授が「吹屋ベンガラからのメッセージ」をテーマに、今回作成した体験学習観光テキスト(臼井教授監修)を教材とし、1時間講義を行ないました。
そして加古学芸員の説明をいただきながら市歴史美術館を見学後バスで吹屋へ向かいました。最初に広兼邸を訪問、成羽町観光協会吹屋支部ボランティアガイドの田村さんに案内いただきながら広兼邸を見学、続いて笹畝坑道を見学いたしました。そしてベンガラ館で、ローハやベンガラの製造工程を学習しながら見学し、午後5時20分に宿泊場所であるラフォーレ吹屋へ到着。
そして午後6時から夕食懇親会を開催、備中神楽を観賞し、参加者同士懇親を深めました。
2日目の10日(日)は、午前9時からラフォーレ吹屋で「そば打ち体験」を行なった後、ボランティアガイドの田村さんに案内いただきながら、吹屋小学校や国指定重要伝統的建造物群保存地区である「吹屋ふるさと村」を見学いたしました。特に今年、国指定重要文化財に指定された「片山邸」をはじめベンガラの町並みを説明を受けながらゆっくり見学いたしました。
そしてラフォーレ吹屋で昼食(そば、ブリ雑煮)、吹屋案内所を見学後、バスで成羽美術館に到着、渡辺学芸員に説明をいただきながら児島虎次郎の名画などを鑑賞いたしました。続いて成羽大関酒造㈱を訪問し、渡辺社長に説明をいただきながら工場見学を行ない、試飲や買物も楽しみました。
最後に、ゆめ市場(ゆめタウン高梁)で特産品などを買物し、備中高梁駅へ到着いたしました
今回の吹屋コースでは参加された皆さんも、町並みをはじめ吹屋の産業と歴史的遺構の凄さに驚いていました。
臼井先生の講義
高梁市歴史美術館
広兼邸到着
広兼邸
広兼邸
笹畝坑道到着
坑道入口前
坑道内
坑道内
ベンガラ館
ベンガラ
ベンガラ館(水洗い復元)
ベンガラ館(脱酸場復元)
夕食懇親会
備中神楽観賞
(10日)そば打ち体験
吹屋小学校前
ベンガラの町並み
郷土館前
国重文「片山邸」
吹屋案内所
成羽美術館見学
成羽大関酒造㈱見学
成羽大関酒造㈱見学