高梁市青年経済協議会(福本浩治会長)では、平成15年12月13日(土)午後6時30分から、県下最古の高梁キリスト教会で『クリスマスふれあいチャリティーコンサート』(高梁商工会議所共催)を開催いたしました。 当日は約150人が参加、最初にソプラノ尾崎紅希美さんとピアノ園山愛さんが、オペラ「リナルド」より、私を泣かせて下さいなどピアノソロを含め8曲を披露されました。続いて、倉敷アカデミーアンサンブルが出演、ビオラコンチェルト、世界音楽紀行(各国の名曲)などを演奏、市内外からの参加者が美しい歌声と音色を堪能いたしました。 キリスト教会でのコンサートは、平成9年度に高知県の音楽家を招き高梁再発見事業の一環としてはじめて開催した「バロック音楽の夕べ」以来今回で7回目。クリスマスコンサートとしては5回目の開催で、明治22年建造で、紺屋町美観地区を代表する教会でのコンサートに毎年高い人気を誇っています。 また、クリスマスコンサートに合わせ紺屋川沿いにイルミネーションを設置、12月7日(日)午後5時から、ガールスカウトのハンドベル演奏で点灯式が行われました。イルミネーションは来年1月12日(日)まで点灯(午後5時半~9時)されています。 同イルミネーションは今年も、産学官連携を目指し取組んでいる「地域創造交流事業2003」の一環として、県立高梁工業高校と連携して実施しているもで、今年度は同校電気科三年生5人が発光ダイオードで製作した「備中松山城のパネル」(縦1・8m、横3・6m)が登場いたしました。イルミネーションの設置は、高梁再発見委員会で田中道雄副委員長(元吉備国際大学教授)の提案を受けて同協議会が始めたもので、イルミネーションの点灯で、紺屋川一帯はロマンティックムードを演出されています。
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【高梁地域づくり交流会 とは】
高梁地域づくり交流会は、「産・官・学・市民」の幅広い方々がー緒になって、地域づくりを考え、実践していこうという任意団体です。
高梁地域でも青年経済団体などは組織されていますが、地域づくりをテーマにした組織はありませんでした。しかし、全国的なまちづくりの機運の高まり、また、高梁地域でも平成2年の吉備国際大学の開学、中四国横断自動車道の開通(平成9年3月)をひかえる反面、歴史的町並み等が次々と近代化し歴史的資産やまちの個性を急速に失いつつあるところでもありました。こうした背景から、高梁市のまちづくりを提案、実践しようと
- 「歴史を生かしたまちづくり」
- 「大学と地域づくり」
- 「交流を活かしたまちづくり」
の3つの柱をベースに様々な活動を展開しています。
近年は他の団体と連携し幅広い活動を目指しています。また、全県を範囲に設立された「岡山地域づくり交流会(目瀬守男会長・元美作女子大学学長、元岡山大学農学部教授)」に積極的に参加勉強しています。